2017年
著者:多賀 昌樹
所属:和洋女子大学家政学部健康栄養学科

  • 食育・教育
  • 学童

研究成果の概要

近年、生活習慣病の罹患者は増加しており、原因は長年の生活習慣で、大人になってからの生活習慣の改善により防ぐことは困難である。従って、子どもの時期からの食の知識と正しい食習慣を身に付けることは、生活習慣病の予防、将来の罹患率減少に繋がるものと推測される。そこで我々は、小学生の理科離れや料理をする機会の減少を考慮し、理科実験と調理実習に加えて臨床栄養学の知識を組み合わせた健康食育プログラムを企画した。このプログラムを継続的に実施することによって、理科に対する興味・関心が深まっていくことを目指し、臨床栄養にも触れることで将来の健康や生活習慣病の予防に繋がることへの認識を高めることが期待される。今回、「乳」をキーワードとしたプログラムを企画し、科学実験、調理実習を通じた食育イベントに継続して参加することが、参加者の食生活の変化・乳への関心の変化に繋がるかについて検証した。

研究分野
食と教育 食育科学

※平成29年度「食と教育」学術研究
キーワード:
科学実験調理実習食育の継続理科離れ

2020年12月22日