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 メールマガジン 乳の学術連合 News  Vol.47
                     2024年12月2日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.47を乳の学術連合事務局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1)ジャパンミルクコングレス2024の開催
(2)2025年度研究公募の開始(再掲)

2. Jミルクからのお知らせ
(1)牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.49 中年期の牛乳摂取は高齢期のフレイル予防に効果的

(2)酪農乳業に関する国内・海外情報
@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽豪州で注目が集まる「スマートカラー」システム
タスマニア州の酪農現場リポート
A国際酪農乳業ファクトシートNo.1
B国連気候変動会議「COP29」に向けてIDFとGDPが共同声明

(3)2024年度生乳の風味に関する研究事業報告オンライン説明会の開催について(ご案内) 

(4)Jミルクレポート Vol.49 2024 AUTUMN/WINTER

(5)専用サイト「find New 牛乳乳製品の知識」改訂版の公開について 

3. トピックス
「にほんの酪農・歴史さんぽ」第5弾『横浜編』
第3回 文明開化の街角で〜馬車道
第4回 日本人も牛乳を
第5回 サギ山の牧場
 
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1)ジャパンミルクコングレス2024の開催
11月30日(土)にTKPガーデンシティPREMIUM神保町にて開催いたしました。
牛乳乳製品健康科学会議、乳の社会文化ネットワーク、牛乳食育研究会、連携学会である日本酪農科学会より、それぞれ1題の口頭発表のほか、合計17題のポスター発表を行っていただき、小学生による特別展示発表、FAOによる特別講演も実施いたしました。
当日は研究者、酪農乳業関係者、メディアなど約150名の皆様にご参加いただきました。

(2) 2025年度研究公募の開始(再掲)
乳の学術連合が実施する来年度の研究公募を開始しました。
ご自身の公募をご検討いただく他、ぜひ周りのご研究者にお知らせください。
▽応募期間 2024年10月1日(火)〜12月31日(火)
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2025/index.html

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2. Jミルクからのお知らせ 
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.49 中年期の牛乳摂取は高齢期のフレイル予防に効果的
健康的で質の高い生活をいつまでも続けるためには、フレイル( 高齢期の心身の衰え) を予防することが重要です。
これまで、中年期の生活習慣と高齢期フレイルの関連はあまり研究されていませんでしたが、中部地方の公務員を対象とした15 年以上の追跡調査から、「中年期に牛乳を多く摂取していた男性は、高齢期になってもフレイルやその前段階の状態( プレフレイル) になりにくい」という関係が明らかとなり、その論文がGeriatrics & Gerontology International 誌に掲載されました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202411_vol49.html

(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽豪州で注目が集まる「スマートカラー」システム
タスマニア州の酪農現場リポート
オーストラリアの酪農業界で、衛星利用測位システム(GPS)や各種センサーを組み込んだ首輪を牛に装着し、牛の誘導や健康状態の遠隔モニターを可能にする「スマートカラーシステムに注目が集まっています。
オーストラリアの酪農家はどのように考えているのか、タスマニア州で実際に導入している酪農家を視察したリポートをお伝します。
┗リポートはこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202411_1.html

A国際酪農乳業ファクトシートNo.1
酪農乳業に関する国際情報を分かりやすくまとめた「国際酪農乳業ファクトシート」を継続的に掲載していく予定にしています。
主要国の生乳生産動向や牛乳・乳製品の需給動向に関する情報(乳牛頭数、消費動向など)、飼料を巡る国際情勢、持続可能性や地域経済に対する酪農乳業の貢献などといった話題についての基礎的な資料として役立てていただくことを目指します。
第1号では、「主要国の乳牛頭数と世界の生乳需給予測」についてまとめています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/news/factsheet.html

B国連気候変動会議「COP29」に向けてIDFとGDPが共同声明
国際酪農連盟(IDF)とグローバル・デーリー・プラットフォーム(GDP)が、2024年11月11日から11月24日まで開催された国連気候変動会議「COP29」への共同声明を11月13日に発表しました。
GDPとIDFは共に、持続可能な変革と気候変動対策への酪農乳業のコミットメントを再確認し、世界中のコミュニティに栄養価の高い食料と不可欠なサービスを提供する酪農乳業に特有の役割を強調するとしています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/news/COP29.html

(3)2024年度生乳の風味に関する研究事業報告オンライン説明会の開催について(ご案内)
この度、飼養環境と自発性酸化臭の発生リスクについての関係性を明らかにした研究事業が終了しました。
報告書が取りまとめられましたので、研究成果の説明会を開催いたします。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/news/2024fumi.html

開催概要
■題名:「牛乳からみえる牛の飼い方」−酪農家飼養環境及び乳成分の調査から−
■日程:2024年12月18日(水) 13:30〜16:00
■講演者:北海道大学大学院農学研究院准教授 三谷朋弘 先生
■参加申込方法と手順
Googleフォームから、12月13日(金)までにお申し込みください。(先着500名)
┗お申し込みはこちらhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdF8lo6TTd6kjaGmshi_SKcv5FDQXIUv8NIlEhd4hU5IzvE-Q/viewform

(4)Jミルクリポート Vol.49 2024 AUTUMN/WINTER
▽「改訂版・戦略ビジョン」公表
・酪農乳業界のマテリアリティ 7項目を新たに設定
▽牛乳でスマイルプロジェクト
・メンバーのつながり深める交流会を開催〜「牛乳でスマイルプロジェクト」活動報告〜
▽国際関連情報
・IFCNデーリーカンファレンス2024in北海道・十勝
・IDFビジネスミーティング-IDF主催ワールドデイリーサミット2024-
▽土日ミルク
・IDF Dairy Information Awards 2024
・土日ミルクを作るヒト
▽乳和食
・-進化した乳和食-最新レシピのご紹介
▽乳の学術連合
・2025年度「乳の学術連合」学術研究の公募を実施中
▽Information
・find New 牛乳乳製品の知識
・日本のミルクサプライチェーン2024
・「2025年度生乳及び牛乳乳製品の需給見通し」および「改訂版・戦略ビジョン」等説明会の開催について(ご案内)
・「2024年度日本の持続可能な酪農研究会〜海外の事例に学び今後の取り組みを探る」開催(事前案内)
▽最新研究でわかった!ミルクの気になるギモンVol.9
・「ミルク鍋」のいいところって何?
▽SNS企画「#私のミルク鍋」
・牛乳、ヨーグルト、チーズを使った鍋レシピ
・企画概要、投稿方法の詳細
┗最新号はこちらから https://www.j-milk.jp/about/report/index.html

(5)専用サイト「find New 牛乳乳製品の知識」改訂版の公開について
「牛乳乳製品の知識」は、生活者が食生活を適切なものに改善するための活動を行っている管理栄養士・栄養士や栄養教諭・学校栄養士などの方々が牛乳乳製品の価値を正確にお伝えいただけるよう参考資料として取りまとめたものです。
今回の改訂では最新のデータや新しい項目を追加しました。専用サイトを開設しましたので「find New 牛乳乳製品の知識」をご活用ください。
┗専用サイトはこちら https://www.j-milk.jp/findnew/index.html

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3. トピックス 
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連載コラム「にほんの酪農・歴史さんぽ」第5弾『横浜編』
それまで静かな一漁村だった横浜は、1859(安政6)年の開港以来、外国人が身近に生活する国際色豊かな港町として発展しました。
欧米人によって持ち込まれた「酪農」という異文化が、他の地域に先んじていちはやく浸透し、日本における近代酪農の先駆けとなっていきます。

「にほんの酪農・歴史さんぽ」INDEX
https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html

▽第3回 文明開化の街角で〜馬車道
当時の外国人居留地があった関内と外の世界をつなぐメインストリートの一部として、幕末の大火後、1867(慶応3)年に開通したのが「馬車道」です。
幅60フィート(18メートル)で馬車が通行できるこの道路も、外国人の要請を受けて整備されました。
都市の日常風景のなかに歴史的建造物が溶け込んだ街角に、牛乳に関わりのある史跡がありました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/yokohama03.html

▽第4回 日本人も牛乳を
横浜・山手の外国人墓地に眠るJ.R.ブラックは、スコットランド出身で10年以上にわたって日本で暮らしました。
欧米人よりはるかに長く母乳を飲んで育つ日本人が、牛乳を忌避する傾向が強いことを「驚くべき事実である」とも述べました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/yokohama04.html

▽第5回 サギ山の牧場
幕末に外国人居留地が山手へ拡張され、居留地内の需要を支えるため、牧畜や野菜栽培が郊外の丘陵地で行われるようになります。
こうした中、明治初期には、根岸、本牧に大小の牧場が開かれて行きました。
1936(昭和11)年9月の地図を見ると、丘と谷戸が入り組んだ地形を生かして、本牧と根岸の丘陵地に牧場がいくつもあったことがわかります。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/yokohama05.html


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 【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
 乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp/index.html
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