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メールマガジン 乳の学術連合 News Vol.44
2024年9月2日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.44を乳の学術連合事務局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 研究報告会の開催
(2) 幹事会等の開催
(3) 2025年度学術研究の公募について
(4) 学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2024」のご案内
2. Jミルクからのお知らせ
(1)牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.45 無乳糖スキムミルクは運動後の水分補給に効果的、胃腸への負担も少ない
(2)酪農乳業に関する国内・海外情報
国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽世界の生乳生産量は個体乳量の増加に支えられて年率1.6%で増加(2024/8/7)
FAOとOECDが「農業アウトルック2024-2033」をリリース
▽注目を集めるフランスの酪農乳業
ワールドデーリーサミット2024の開催国フランスを紹介するIDFウェビナーから
3. トピックス
「にほんの酪農・歴史さんぽ」京滋(京都・滋賀)地域編
第5回 京都府牧畜場を系譜とする松原牛乳の歩み
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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 研究報告会の開催
各研究会では、主に2023年度に実施した研究について、報告会を開催し、参加者による活発な意見交換が行われました。
▽牛乳乳製品健康科学会議 2024年8月17日 報告数12題
参加者数:研究報告者・評価委員・幹事・事務局28名
上位賞は、研究評価委員会を経て9月の幹事会で決定される予定です。
▽乳の社会文化ネットワーク 2024年8月2日 報告数5題
参加者数:研究報告者・幹事・会員・事務局23名
研究審査会にて、以下を上位賞として選出しました。
(優秀賞)
「乳製品の高付加価値実現化プロセスの検討:ブランド・インキュベーション視点からの検討」
大阪公立大学経営学研究科 准教授 圓丸哲麻 先生
(優秀賞)
「近代ロンドンにおける都市空間変遷からみた搾乳業史の基礎的研究」
法政大学 エコ地域デザイン研究センター 客員研究員 金谷匡高 先生
(特別賞)
「昭和戦前期北海道の冷害・凶作期と酪農事業‐1930年代における根釧原野開発を事例として‐」
北海道大学大学院文学研究院 専門研究員 井上将文 先生
▽牛乳食育研究会 2024年8月19日開催 報告数9題
参加者数:研究報告者・共同研究者・幹事・会員・事務局31名
評価委員会は、以下を上位賞として表彰しました。
(優秀賞)
「オンライン版牛乳アレルギー児アドヒアランス向上プログラムの作成 −心因性牛乳アレルギーの克服へ−」
東京成徳大学応用心理学部健康・スポーツ心理学科 准教授 小西瑞穂 先生
(優秀賞)
「乳」を多面的視点から学ぶ総合学習単元の開発と評価―「生産者」「流通(社会経済)」「消費者」の3つの視点から―
新潟大学創生学部 准教授 澤邉潤 先生
(2) 幹事会等の開催
各研究会では、2023年度終了学術研究の評価や2025年度公募研究テーマの検討等のため、幹事会等を開催しました。
▽牛乳乳製品健康科学会議 研究評価委員会 2024年8月26日
▽乳の社会文化ネットワーク 幹事会、研究審査会 2024年8月2日
▽牛乳食育研究会 幹事会、評価委員会 2024年8月19日
牛乳乳製品健康科学会議では、2023年度終了学術研究の評価、2025年度学術研究募集要領案の審議等のため、幹事会を開催します。
▽牛乳乳製品健康科学会議 幹事会 2024年9月2日(月)
(3)2025年度学術研究の公募について
▽2025年度の研究公募は、2024年10月1日〜12月31日の期間で実施し、公募要領は乳の学術連合学術研究の公募ページに掲載する他、全国の研究所、大学、学会等約1,500か所にメール等でご案内します。
┗(例)2024年度学術研究の公募ページ
https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2024/index.html
(4) ジャパンミルクコングレス2024のご案内
▽2024年11月30日(土)にTKPガーデンシティPREMIUM神保町において、乳の学術連合における最新知見や研究成果を発表する学術研究集会「ジャパンミルクコングレス2024」を開催いたします。
国際連合食糧農業機関(FAO)による特別講演、子どもによる特別展示発表も実施する予定ですので、ぜひご参加ください。
お申し込みは9月下旬開始予定です。
┗詳細はこちら
Jミルクウェブサイト https://j-milk.jp/news/2024congress.html
乳の学術連合ウェブサイト https://m-alliance.j-milk.jp/jmilk-news/2024news/detail/0528.html
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2. Jミルクからのお知らせ
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
ACADEMIC RESEARCH Up date
▽Vol.45 無乳糖スキムミルクは運動後の水分補給に効果的、胃腸への負担も少ない
牛乳は有益な栄養素を含み、水分補給効果が期待される一方で、たとえ乳糖不耐の人でなくても運動時に大量に摂取すると胃腸への負担が気になります。
健康な大学生を対象に、乳糖を分解したスキムミルクの水分補給効果と胃腸への影響を評価した研究が、International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism 誌に掲載されました。
この研究では、「無乳糖スキムミルクは水よりも水分補給効果が高く、大量に摂取しても胃腸への負担は水やスポーツドリンクと同程度に少ないことが確認された」としています。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/202407_vol45.html
(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽世界の生乳生産量は個体乳量の増加に支えられて年率1.6%で増加(2024/8/7)
FAOとOECDが「農業アウトルック2024-2033」をリリース
経済協力開発機構(OECD)と国連食糧農業機関(FAO)は、年次報告書「農業アウトルック(Agricultural Outlook)」を発表しました。
近年、世界の農産物市場は新興経済国が牽引役となり、今後10年間も同じ傾向は続くが、人口動態変化や新たな経済的発展に連動した地域移行が起こると予想しています。
本稿では、第7章「酪農乳業および乳製品」の中から、第1節「予測の要点」及び第3節「市場予測」の「生産」に関する項目を仮訳として紹介します。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202408_1.html
▽注目を集めるフランスの酪農乳業(2024/8/21)
ワールドデーリーサミット2024の開催国フランスを紹介するIDFウェビナーから
国際酪農連盟(IDF)は、今年のワールドデーリーサミットを開催するフランスの酪農乳業を紹介するためのウェビナーを5月に開催しました。
フランス全国酪農経済センター(CNIEL)・経済見通し部長ブノワ・ルワイエ氏はフランスの酪農乳業の直近の情況について、「生乳生産量は、牛は減少しているが羊や山羊では増加していること」、「付加価値製品では原産地呼称保護(PDO)の乳製品は好調であるが、有機の牛乳乳製品は安価な選択肢の増加やインフレの影響もあり低調であること」、「乳業会社ではフランスを本拠とする企業が世界的に事業を展開していること」、「家庭消費では飲用牛乳やヨーグルトよりもチーズ、クリームやバターが堅調であること」、と共にCNIELを始めとする酪農乳業の専門職業間連合組織の役割や業界全体として直面している課題などをわかりやすく紹介しました。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202408_2.html
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3. トピックス
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「にほんの酪農・歴史さんぽ」京滋(京都・滋賀)地域編
わが国の酪農史研究においてあまり注目されてこなかった京都と近接する滋賀地域を取り上げた「京滋(京都・滋賀)地域編」をお送りします。
「にほんの酪農・歴史さんぽ」INDEX
┗https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html
▽第5回 京都府牧畜場を系譜とする松原牛乳の歩み
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/keiji05.html
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【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
乳の学術連合URL https://m-alliance.j-milk.jp/index.html
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