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 メールマガジン 乳の学術連合 News  Vol.26
                     2023年3月1日
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メールマガジン乳の学術連合 News Vol.26を乳の学術連合事務
局からお届けいたします。
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◆ INDEX ◆
1. 乳の学術連合からのお知らせ
(1) 乳の学術連合運営員会の開催
(2) 2023年度研究の公募結果
(3) 幹事会の開催
(4) 研究計画発表会の開催
(5) 領域横断活動推進委員会の開催

2. Jミルクからのお知らせ
(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.30 2023.2
チーズ摂取は狭心症患者の急性心筋梗塞リスクを低減する
A 第24回日本骨粗鬆症学会Jミルク共催セミナー採録
講師:玉置 淳子先生
「牛乳・乳製品の摂取と骨粗鬆症・骨折リスクの関連について」

(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽米国の2023年農業法と酪農乳業
▽タイの学校給食用牛乳
A 国際報告書
▽GDP報告書「GWP*によるモデル化は、畜牛セクターにとって
どのような意味を持つのか?」(仮訳)
B 「2022年度 酪農乳業の国際比較研究会」開催(募集開始)

3. トピックス
@ #土日ミルク
A 「にほんの酪農・歴史さんぽ」(新連載)
第1回 マルセイバタは一日にしてならず 〜大樹・帯広〜
第2回 開拓者の牛乳配達〜清水・音更・芽室・帯広〜

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1. 乳の学術連合からのお知らせ
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(1) 乳の学術連合運営員会の開催
乳の学術連合は課題等の共有のため、運営委員会を開催しました。
日時 2023年2月1日(水)17:00〜【ZOOM】
 報告・協議事項
@ 酪農乳業界の現状について
A 2022食生活動向調査報告
B 2021,2022年度活動報告
C 領域横断共同研究@ 報告(乳の未来を探る)
D 領域横断共同研究A 中間報告(学校給食)
E 2023年度活動計画(案)

(2) 2023年度研究の公募結果
乳の学術連合が実施する2023度の研究公募について、各研究
会において、評価委員会(審査委員会)、幹事会などを経て、
2023年度に委託する公募研究を決定しました。
┗詳細はこちら https://m-alliance.j-milk.jp/koubo/2023/senkokekka.html

(3) 幹事会の開催
各研究会では、2022年度事業報告及び2023年度事業計画他を
協議するため、幹事会を開催いたします。
@ 牛乳乳製品健康科学会議:2023年2月22日(水)17:00〜
A 乳の社会文化ネットワーク:2023年3月16日(金)10:00〜
B 牛乳食育研究会:2023年3月24日(金)17:00〜

(4) 研究計画発表会の開催
乳の社会文化ネットワークと牛乳食育研究会は、採択者による
研究計画発表会を開催いたします。
@ 乳の社会文化ネットワーク:2023年3月16日(木)13:00〜
A 牛乳食育研究会:2023年3月20日(月)17:00〜
牛乳食育研究会は計画の発表を通して、その妥当性について
出席者同士で意見交換することにより、今後の研究活動に役立
てていただくことを目的として開催します。
*参加対象は食育研究会会員等に限ります。(対象者に別途ご案内)

(5) 領域横断活動推進委員会の開催
乳の学術連合は新たな活動として、各研究分野の幹事・会員か
らご参加いただく委員会を開催しています。
今回は、領域横断共同研究の活動進捗、公募研究の活性化等に
ついて、協議・報告の予定です。
第2回領域横断活動推進委員会 2023年3月20日(月)

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2. Jミルクからのお知らせ 
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(1) 牛乳乳製品に関する国内外研究・調査情報
@ ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.30 2023.2
チーズ摂取は狭心症患者の急性心筋梗塞リスクを低減する

牛乳に含まれる飽和脂肪酸は、これまで動脈硬化との関連があ
るのではないかという議論があり、多くの研究が行われてきま
した。そこで今回は、ノルウェーの狭心症患者を対象に、摂取
する乳製品の種類と、急性心筋梗塞、脳卒中、心血管疾患およ
び全死因死亡のリスクとの関連を検証した研究について解説し
ます。本研究によると狭心症患者のチーズ摂取は、急性心筋梗
塞のリスクを低減することが明らかとなりました。
┗詳細はこちら https://j-milk.jp/report/study/acad.research/202302_vol30.html

A 第24回日本骨粗鬆症学会Jミルク共催セミナー採録
講師:玉置 淳子先生
大阪医科薬科大学医学部衛生学・公衆衛生学(医学博士)
「牛乳・乳製品の摂取と骨粗鬆症・骨折リスクの関連について」

超高齢社会の日本において、骨粗鬆症とそれによる骨折は大き
な問題となっています。骨粗鬆症を予防するには、カルシウム
をはじめ、タンパク質、ビタミンDなどの栄養素を十分に摂取
する必要がありますが、日本人の多くは牛乳・乳製品の摂取量
が少なく、カルシウムが不足しているのが現状です。各ライフ
ステージにおいて、牛乳・乳製品の摂取が骨量や骨折リスクに
どのように関連するかを国内外の疫学研究を中心に解説します。
┗詳細はこちら https://j-milk.jp/knowledge/nutrition/osteoporosis2022.html

(2) 酪農乳業に関する国内・海外情報
@ 国際酪農乳業情報(J-MILK INTELLIGENCE)
▽米国の2023年農業法と酪農乳業
米国の酪農専門誌デーリー・ハード・マネジメントのWebサイ
トでは、2022年の乳価が史上最高値を記録するという予測と
ともに、酪農マージン補償(DMC)の支払いが2023年も発動す
る可能性を伝えました。今回の農業法の改正に向けて米国最大
の農業団体である米国ファームビューロー連盟(AFBF)はWeb
サイトの連載で、2023年農業法への提言も発表しています。
本稿では、主にAFBFが伝えた農業法と酪農乳業に関する内容
を紹介します。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202302_1.html

▽タイの学校給食用牛乳
タイの学校給食用牛乳プログラムが拡大した要因に、効果的な
農場管理とサプライチェーンの発達により、飲用牛乳の品質が
改善されてきたことがあります。学校給食用牛乳には、国内生
乳生産量の約30%が仕向けられており、需要に占める比率は
高くなっています。本稿では、タイの栄養の安定供給に寄与し
てきた学校給食用牛乳プログラムについて、酪農乳業の課題や
取り組みとあわせて取り上げます。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/intelligence202302_2.html

A 国際報告書
▽GDP報告書「GWP*によるモデル化は、世界の畜牛セクターに
とってどのような意味を持つのか?」(仮訳)
グローバル・デーリー・プラットフォーム(GDP)が、2022年
に作成した報告書の翻訳(仮訳)です。この報告書は、メタン
の地球温暖化係数に関して、これまでに用いられているGWP100
よりも正確に温暖化への影響を評価できる、GWP*(GWPスター)
と呼ばれる係数を用いた新たなモデル化研究の概要について説
明されています。現在、この研究の詳細については、査読文献
として作成中とのことです。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/report/international/202302report.html

B 「2022年度 酪農乳業の国際比較研究会」開催(参加募集
を開始)
2014年度より毎年開催している本研究会は、3月14日より海
外調査の成果報告を動画配信し、3月30日開催のパネルディ
スカッションでは、動画配信の報告を基に、「次世代につなげ
る持続可能な酪農を形成するためにはどのようなネットワーク
づくりが求められるのか?」についてヨーロッパと日本の取り
組みを素材に比較検討します。
■日時(予定) 
 2023年3月14日〜3月30日:海外調査報告(動画配信)
 2023年3月30日13:30〜16:30:パネルディスカッション
(対面&オンライン)
■会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター WEST
 ※ zoom ウェビナーによるオンライン参加も可能です。
┗詳細・申し込みはこちら https://www.j-milk.jp/gyokai/seminar/ifcn2022.html

3. トピックス
@ #土日ミルク
#土日ミルクは、学校給食のない日も牛乳を飲む習慣づくりの
ためのプロジェクトです。
▽啓発資料(ポスター・シール・リーフレット)を3月10日
までの期間限定で無償提供中です。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/news/satsunmilk.html

A 「にほんの酪農・歴史さんぽ」(新連載)
酪農乳業は、日本の近代化を食生活の面で支え、国内の農業や
農山村社会の発展にも寄与する重要な役割を担ってきました。
そこで、明治期から全国各地で発展した酪農乳業の産業発達史
を、主要な地域の暮らしのなかにある痕跡を訪ねながら研究者
や専門家の協力で紐解く、新たな連載コラム「にほんの酪農・
歴史さんぽ」の連載をスタートしました。
まずは、北海道・十勝編(全8回)です。
┗詳細はこちら https://www.j-milk.jp/knowledge/column/sampo_index.html

第1回 マルセイバタは一日にしてならず 〜大樹・帯広〜
https://www.j-milk.jp/knowledge/column/obi01.html
第2回 開拓者の牛乳配達〜清水・音更・芽室・帯広〜
https://www.j-milk.jp/knowledge/column/obi02.html

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 【発行】一般社団法人Jミルク 学術調査グループ
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